取締役 兼 人材紹介事業本部 本部長

TAKA

経営課題の複雑化、多様化。働く個人の価値観、ライフスタイルの多様化が進む現在において、多様な選択肢を提案できる存在でありたい

Question1

前職までのキャリア

2004年に新卒で入社したのは子供服のミキハウスです。同社では営業職を経験しました。2005年の4月に、人材大手のインテリジェンスに転職。人材紹介事業部に配属となり、人材紹介ビジネスを開始しました。インテリジェンスでは、14年間在籍し、人材紹介について基礎から全てを学びました。最後の5年間は部長職として、様々な法人、個人の採用支援・転職支援を経験しました。同時に、大量の新卒や中途を受け入れる会社でもあった為、総勢120名を超える大規模組織の組織運営経験や、多様な人材の育成経験を積みました。

2019年に、ユニコーン・パートナーズに転職しています。
現在は人材紹介事業本部の本部長として、ユニコーン・パートナーズの日本における事業拡大を担っています。

Question2

ユニコーン・パートナーズへの転職のきっかけ

細かく言えばキリが無いのですが、理由は大きく2つあります。1つは、前職の強みが「若手向けの人材紹介」でした。インテリジェンスのような大企業の、若手向けの採用・転職支援は、数を追求する事が非常に重要になります。結果的に1人のコンサルタントが100人以上を担当したり、50社、60社以上の法人を担当することもザラにあります。結果的に現場は行動量に追われ、本質を追求することが難しくなり、どうしても表層的な対応になりがちです。管理職として理想と現実のGAPに苦しみ、疲弊していく部下達も多く見てきました。

2つ目に、漠然とした将来への懸念がありました。特に2010年頃からはSNS等も急速に普及し、採用や転職の在り方が大きく変わりました。Indeedや求人ボックス、そしてAIの進化発展など、新しい形のサービスの登場もあり、若手向けの人材紹介事業は将来的には代替されていく、縮小して行くと考えるようになっていました。一方で、ユニコーン・パートナーズが取り組むのは、ハイレイヤーに特化した人材紹介。
ハイレイヤーの人材紹介は、機械やAIで代替することが非常に難しい領域です。何故なら、VUCAの時代と言われ久しいですが、企業側もこれまでには経験した事がない経営課題や、新たな課題が次々に発生しています。

この課題を解決すべく、過去には前例のない新たな採用に挑戦する必要性が出ています。
結果として、幹部層の採用や重要なポジションの外部採用が発生します。

AIや機械学習は、過去に経験が無い事に対しての解を導く事はまだまだ苦手であり、結果的にハイレイヤーの人材紹介は、「人」が持つ経験や知見こそが、非常に大きな差別化要素であり、課題解決に繋がります。今後の時代の流れを踏まえると、40歳になる前にこれまでの経験を活かして、より長期的に活躍していけるような領域に身を置きたいと考え、転職を決意しました。

数多くある、ハイレイヤー向けの人材紹介会社の中から、ユニコーン・パートナーズを選んだ理由は、「人」が理由です。

インテリジェンスに転職した際の面接官であり、最初の上司が、今のユニコーン・パートナーズの代表取締役の山田康晴でした。23歳の時に出会い、かれこれ17年を超える付き合いになります。また、入社前にお会いした取締役も、私とは全く違うタイプの人で、刺激・感銘を受けました。どうせやるなら、信頼できる人と共に歩みたいと考え、入社を決意しました。

Question3

仕事のやりがい

想像をしていた以上に、1名の採用成功が巻き起こす変化・変革が大きい所です。
実際に当社に入社後、大企業の部長職や、中小、中堅企業の役員などの経営幹部のご支援を多数経験して来ましたが、どの採用においても企業は一切の妥協が無く、トコトン拘ります。当然、向き合う当方も徹底的にお付き合いさせて頂きます。

仮説を立てて共に進めてみたものの、「やっぱり違ったよね、こうじゃない?」と、何度も何度も目線を合わせながら、徐々に求める人材の採用に近づいて行きます。
最終的に、本当に求めていた人材が採用でき、入社後にその人材がご活躍頂けた事で、新規事業が生まれていたり、既存事業が再度の成長軌道に乗ってきた等の話を伺う時に、改めてこの仕事の大きさ、1名の採用が与えるインパクトの大きさを体感すると同時に、経営に貢献できた事にやりがいを感じます。

Question4

ユニコーン・パートナーズの同業他社との差別化ポイント

人材紹介会社は、差別化が極めて難しいビジネスモデルだと思います。ただ、大手人材紹介会社との違いは明快であり、それは量を追わずに、徹底的に質を追求する事ができる所です。私の前職などは、前段でもお話した通り、会社の規模感やマーケットでの認知度、立ち位置等から、どうしても量を追いかける必要性があります。
そうなると、やはり1社1社、1案件毎への丁寧な対応力や、アウトプットレベルは低下しがちです。

一方で、当社のような少数精鋭のブティックエージェントの場合、そもそも取引を行う企業数や、担当する候補者数に大幅に制限を掛けて取り組んでいます。それは、量で勝負しては、大手人材会社には決して叶わない為、徹底的に細かく、痒い所にも手が届くような、「ハイタッチなサービス」を提供する事でしか、生き残れないからです。同じような中小のブティックエージェントとの差別化ポイントは難しい所です。どこも同様に質の高いサービスを目指して、経験年数も長い、職人気質のコンサルタントが多数いらっしゃいます。

この場合の差別化ポイントは、2つです。
1つ目は、経営陣がどれだけ法人の上層部とパイプを有しているか。これによって、そのエージェントが獲得できる案件に大きな差が出ます。当社は、代表取締役もこの業界一筋で20年超、事業部長の私も業界経験17年目となり、様々な法人とのネットワークを構築して来ました。結果的に、他社には獲得できないような、面白い案件が多数存在していると思います。

2つ目は、福利厚生のページでも紹介しましたが、社員が生き生きと、自分らしく働く事ができ最高のサービスを提供する為の会社側の各種サポートや、環境提供力にあると考えます。在籍する社員1人ひとりのパフォーマンスが常に高位安定するような仕掛けは、当社は他社比で見てもとても多いのではないかと考えます。

Question5

ユニコーン・パートナーズの今後のビジョン

人材紹介サービスは長い歴史もあり、もはやレガシーな産業の1つだと思います。しかし、サービスが生まれてこの30数年もの間、あまり成長・変化していない産業だとも思います。ユニコーン・パートナーズは、レガシーな人材紹介というビジネスを、アップデート・リードする会社でありたいと思っています。
これは、様々な制約やしがらみがある大手人材会社では、既存の枠を超えて行く事が難しく、簡単には挑戦できない事であり、我々のようなフットワークの軽い中小企業こそが、率先して挑戦していくべき課題です。

働き方改革や、副業、地方移住等、世の中の働き方や、ライフスタイルの多様化に対応して、一歩先を行く多種多様な選択肢を提供できる存在にならないといけません。

私達1人ひとりが、もっともっとアンテナ感度を高め、変化に敏感である必要性を強く感じます。当然、継続的な学習も大切です。
人材業界を変えていく企業として、キラリと光る存在でありたいですね。

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