Question2
ユニコーン・パートナーズへの転職のきっかけ
細かく言えばキリが無いのですが、理由は大きく2つあります。1つは、前職の強みが「若手向けの人材紹介」でした。インテリジェンスのような大企業の、若手向けの採用・転職支援は、数を追求する事が非常に重要になります。結果的に1人のコンサルタントが100人以上を担当したり、50社、60社以上の法人を担当することもザラにあります。結果的に現場は行動量に追われ、本質を追求することが難しくなり、どうしても表層的な対応になりがちです。管理職として理想と現実のGAPに苦しみ、疲弊していく部下達も多く見てきました。
2つ目に、漠然とした将来への懸念がありました。特に2010年頃からはSNS等も急速に普及し、採用や転職の在り方が大きく変わりました。Indeedや求人ボックス、そしてAIの進化発展など、新しい形のサービスの登場もあり、若手向けの人材紹介事業は将来的には代替されていく、縮小して行くと考えるようになっていました。一方で、ユニコーン・パートナーズが取り組むのは、ハイレイヤーに特化した人材紹介。
ハイレイヤーの人材紹介は、機械やAIで代替することが非常に難しい領域です。何故なら、VUCAの時代と言われ久しいですが、企業側もこれまでには経験した事がない経営課題や、新たな課題が次々に発生しています。
この課題を解決すべく、過去には前例のない新たな採用に挑戦する必要性が出ています。
結果として、幹部層の採用や重要なポジションの外部採用が発生します。
AIや機械学習は、過去に経験が無い事に対しての解を導く事はまだまだ苦手であり、結果的にハイレイヤーの人材紹介は、「人」が持つ経験や知見こそが、非常に大きな差別化要素であり、課題解決に繋がります。今後の時代の流れを踏まえると、40歳になる前にこれまでの経験を活かして、より長期的に活躍していけるような領域に身を置きたいと考え、転職を決意しました。
数多くある、ハイレイヤー向けの人材紹介会社の中から、ユニコーン・パートナーズを選んだ理由は、「人」が理由です。
インテリジェンスに転職した際の面接官であり、最初の上司が、今のユニコーン・パートナーズの代表取締役の山田康晴でした。23歳の時に出会い、かれこれ17年を超える付き合いになります。また、入社前にお会いした取締役も、私とは全く違うタイプの人で、刺激・感銘を受けました。どうせやるなら、信頼できる人と共に歩みたいと考え、入社を決意しました。